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「ことのはたんご」とは?ルールと攻略法を徹底解説

Twitterで話題の「ことのはたんご」というゲームをご存知でしょうか。
この記事では、単語推測ゲーム「ことのはたんご」の概要とルール、攻略法について紹介します。

「ことのはたんご」とは

「ことのはたんご」のイメージ図

ことのはたんご 」は、大西 力登さんによって開発された日本語版の単語推測ゲームです。英単語推測ゲーム「Worlde」が本家であり、これを日本語に合うように開発したものが本ゲームです。

また、このゲームの関連キーワードである「第○○回」(例:第77回など)は毎日深夜にTwitterトレンドにランクインしており、人気が高いことがうかがえます。

ゲームの内容は、5文字で構成された正解の単語を推測するというシンプルなものです。プレイヤーが5文字のカタカナを入力すると、判定結果が表示されて正解か不正解かがわかります。ここで不正解であった場合は、ヒント(その文字が含まれているか、文字の位置が正しいか)が表示され、プレイヤーはその結果をもとにさらに試行することができます。
試行回数の上限は計10回であるため、この範囲内でいかに正確に早く単語を推測できるかが試されるゲームです。

出題は1日1回で、24時になると新しい問題が開始されます。正解の単語は全プレイヤー共通のため、SNS上でプレイ結果を報告し合って楽しむこともできます。なお、このような仕組みのため正解の単語をツイートするのはご法度となっています。

操作方法

このゲームは誰でも無料で遊ぶことができ、操作方法も簡単です。この章では「ことのはたんご」のやり方について解説します。

まずプレイするには、「 ことのはたんご 」にアクセスしてください。
アクセスすると、遊び方を示す説明ページが表示されます。下図のようにページの左上の×印を押すと、ゲーム画面を開くことができます。

「ことのはたんご」の操作方法を説明する図(1)
「ことのはたんご」の操作方法(1)

ゲーム画面が開けたら、5文字で構成された任意の単語を入力して「決定」をタップするだけです(下図左)。「決定」をタップすると、下図の右のように画面上部の枠に判定結果が表示されます。

「ことのはたんご」の操作方法を説明する図(2)
「ことのはたんご」の操作方法(2)

ルール

このゲームでは、入力した単語が正解の単語に類似する場合に、判定結果(ヒント)が表示されます。

下図に具体例を示します。この図は第78回の問題で「ジンルイシ(人類史)」を入力した際に表示された判定結果です。

「ことのはたんご」のルールを説明する図
「ことのはたんご」のルール

図の通り、判定結果のそれぞれの文字は、黄色、緑色、灰色で塗りつぶされます。これらの配色の意味は次の通りです。

意味
緑色 該当の文字は正しい。
灰色
該当の文字は不正解であり、正解の単語に含まれない。
黄色 該当の文字は不正解だが、正解の単語に含まれている(=文字の位置が異なる)。

つまり、上図の判定結果を整理すると、次の通りであることを意味します。

  • 正解の単語の2文字目は「ン」である。
  • 正解の単語の3、4、5文字目のいずれかが「ジ」である。
  • 正解の単語の残りの文字には、「ル」「イ」「シ」以外が入る。

なお、黄色については、正解の単語で出現する回数分が黄色くなります。例えば、正解の単語が「アカシヤキ」のときに「シシオドシ」と入力した場合は、「シ」がひとつ黄色くなる一方で、正解の単語が「ブンシシキ」のときに「シシオドシ」を入力した場合は、「シ」が2つ黄色くなるということです。

プレイの例

実際にプレイした際の判定結果を紹介します。

「ことのはたんご」のプレイ例の図
「ことのはたんご」のプレイ例

1回目は何もわからない状態なので、とりあえず「ジンルイシ」(人類史)と入力しました。

結果は上図の1段目の通りです。この結果から、2文字目「ン」は正しく、1文字目「ジ」は文字の位置が異なるということがわかります。
また、灰色の「ル」「イ」「シ」は正解の単語に含まれないので、これを選択肢から排除して次の単語を考えます。

2回目は「カンジュク」(完熟)と入力しました。

結果は上図の2段目の通りです。「ンジュ」は正しいことがわかり、最初と最後の文字が異なるということがわかりました。
また、これまで灰色であった「ル」「イ」「シ」「カ」「ク」は正解の単語に含まれないので、これを選択肢から排除して次の単語を考えます。

3回目は「ニンジュツ」(忍術)と入力してみました。

すると結果は上図の3段目の通り。「ンジュツ」が正しいことがわかり、最初の文字だけが異なるということがわかりました。
また、これまで灰色であった「ル」「イ」「シ」「カ」「ク」「ニ」は正解の単語に含まれないので、これを選択肢から排除して次の単語を考えます。

4回目は「センジュツ」(戦術)と入力してみました。ここで正解。正解の単語は「センジュツ」(仙術)でした。

プレイ結果の見方

プレイしたことのない人に向けて、プレイ結果のツイートの見方を解説します。

「ことのはたんご」の結果は下図のように表します。前述の通り、正解となる単語は全プレイヤーで共通のため、プレイヤーが入力した文字はマスクされます。

「ことのはたんご」のプレイ結果の画像
「ことのはたんご」のプレイ結果の例

上図の場合は、4段あるので4回の試行で正解の単語を導き出したということになります。もちろん段数が少ないほど良い結果を意味します。なお、試行回数が5回を超えると、表記が□から〇に変わりますが意味合いは同じです。

各段の右の数字は、入力後の判定内容から導き出せる単語の候補数です。例えば1段目では、入力後の結果をもとに次の単語を推測する際に、候補を261通りまで絞り込めること意味します。つまり、数字が少ないほど効率的な絞り込みを行えているということになります。

攻略法

最後にゲーム性を損なわない程度に攻略法を少しだけ紹介します。

攻略法のひとつに文字の出現頻度を活用するという方法があります。これは、正解の単語で使用されている文字のうち、頻度の高い文字同士を組み合わせて使うことでヒット率を上げるというものです。

「ことのはたんご」で使用されている単語をもとに頻度分析を行ったところ、高頻度の文字は下図の通りとなりました。

「このとのはたんご」の高頻出文字のグラフ
「このとのはたんご」の高頻出文字

頻度分析の結果から最初に入力する際に良さそうな単語を考えると、例として次の単語が強いということが導き出せます。

  • シンキョウ(心境)
  • ショウカン(召喚)
  • リクショウ(陸将)
  • カンキュウ(緩急)

また、各文字の位置の頻度を活用して黄色判定となった場合のヒット率を上げるという方法も考えられます。
たとえば、「ウ」は5文字目、3文字目、2文字目、の順で使用されることが多いため、最初は5文字目に配置するのが良いことがわかります。その結果5文字目の「ウ」が黄色判定だった場合は、次に頻度の高い3文字目に配置するという戦法です。

最頻出の5つの文字についてまとめると下記の通りです。これに該当する単語を思いつけるかが勝負どころですね。

  • ウ:5文字目 > 3文字目 > 2文字目 > 4文字目 > 1文字目
  • ン:5文字目 > 2文字目 > 3文字目 > 4文字目 > 1文字目
  • シ:1文字目 > 3文字目 > 5文字目 > 4文字目 > 2文字目
  • イ:5文字目 > 2文字目 > 4文字目 > 3文字目 > 1文字目
  • リ:3文字目 > 5文字目 > 2文字目 > 1文字目 > 4文字目

まとめ

本記事では、Twitterで話題のゲーム「ことのはたんご」について紹介しました。
「ことのはたんご」は、5文字の単語を使用する点や1文字違いの単語が多い点から、本家「Wordle」よりも難易度が高いゲームとされています。今回紹介した攻略法はあくまで文字頻度に基づく単語のため、正解の単語によっては全部灰色となる可能性もあり得ます。
みなさんも独自の戦法を編み出して、ゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。