今さら聞けない！ブレイキング・バッドが面白い3つの理由

「ブレイキング・バッド」とは

「ブレイキング・バッド」は、 末期がんと宣告された高校教師が家族にお金を残すべくドラッグの精製と販売に手を染めていく物語 です。病気が絡むものの、単にお涙頂戴といったものではありません。

本作品は、冴えないタイプの主人公が善人から怪物になっていく様子が描かれているところが面白い作品です。最初は躊躇していた行為もどんどん大胆にエスカレートしていきます。

また、たいていの海外ドラマがシーズンを重ねるごとにつまらなくなっていくなかで、 全シーズンを通して完成度が高い のも特長です。

「ブレイキング・バッド」は、シーズン3から面白いという評価が多いことから、最初からシーズン3までを視聴する方向で見始めるのが良いです。 シーズン1だけでは作品全体の面白さを判断するのは難しいですが、シーズン1でも後半から面白くなっていきます。

あらすじ

シーズン1のあらすじは、次の通りです。

何が面白いのか

「ブレイキング・バッド」が面白い理由を3つ紹介します。

ポイント①：善人が悪人になっていく

本作品は、回を重ねる度にウォルターの過去や家族の置かれた状況などが判明していき、善人の状態から数々の葛藤を経て、 徐々に裏社会へ足を染めていく 様子が視聴者を魅了しています。

第一印象で冴えない人間と感じたウォルターが、最初の頃とは比べ物にならないくらい悪人になるというギャップが面白いポイントです。

ポイント②：演出の使い分けがうまい

ブレイキング・バッドは、 単に麻薬を売りさばいて大金を稼ぐという物語ではありません 。シリアスな場面やコミカルな場面、サスペンスな場面などがうまく混ぜられており、それでいて主軸がしっかりしている部分が人々を引き込む要素になっています。

また、ウォルターの立てた計画が度々台無しになって一筋縄ではいかない点にも「ブレイキング・バッド」らしさがあります。そう簡単には成功しないという展開があることが一種のスパイスになっており、物語に面白さが生まれています。

ポイント③：シーズン全体で完成度が高い

大抵の海外ドラマはシーズンを重ねるごとに面白さが失速しますが、ブレイキング・バッドは違います。

最初のうちは物語の展開やテンポが遅くて退屈な部分がありますが、 ファイナルシーズンに向けてどんどん面白さが加速 しています。シーズン全体を通した完成度が高く、この点を多くの人たちが評価しています。

客観的な評価

2022年5月現在、海外の有名なレビューサイト IMDb における本作品のレートは、 9.5/10 （レビュー数：1,718,818件）です。 10段階評価のため9.5は非常に高く、トップレベルの作品 といえます。

また、国内最大級のレビューサイト Filmarks とショッピングサイト Amazon における評価は次の通りです。

ブレイキング・バッドは、 シーズンの終わりにむけて評価が高くなっており、ファイナルシーズンが最も高い評価 を得ています。また、レビュー数がこれだけ多いなかで高評価を獲得できるということは、誰もが納得の面白さといえます。

レビューコメントとしては以下のものがみられました。

配信状況

2022年5月現在、「ブレイキング・バッド」シリーズを定額で動画配信しているのはNetflixのみです。

「 Netflix 」は、オリジナル作品が豊富な定額動画配信サービスです。無料期間はなく、最も安いベーシックプランは月額990円です。