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作業用BGMに最適!世界のライブカメラ配信5選

今回は、作業をしながら見るのに最適なライブカメラ配信をまとめてみました。
昨今は海外旅行に行くのは難しい状況なのでそういった観点でも楽しめるカメラをピックアップしました。

勉強や仕事の際に視聴すればワーケーションのような気分で作業を進められるはずです。

はじめに

ライブカメラといえば、リアルタイムの動画配信から定期更新の静止画配信まで、さまざまな種類のものがたくさん存在します。今回紹介するのはYouTubeのライブカメラの配信が対象です。

YouTubeはライブカメラの配信が多く、日本を対象としたものだけでも100件を超えるライブカメラの配信が同時に行われていることもあります。

ライブカメラには交差点や観光地、海などを映すものが世界各地にたくさんありますが、いま人々に求められているものは次のようなものではないでしょうか。

  • 自然や動物などの癒しがある
  • 非日常が味わえる
  • 視聴時に何かしらの変化がある(例:動物が水を飲みに来る、ゲームが進む)
  • リアルタイム性がある(録画映像のライブ配信でない)
  • 定期的にライブ配信している (見たいときに見られる)

おそらく、ストレスから解放されるような、旅行欲を満たすような、観ていて飽きないような、そんな映像が必要なはずだ!ということで、今回は上記の観点からYouTubeの配信チャンネルを選定することにしました。

①Namibia: Live stream in the Namib Desert

NamibiaCam が配信している「Namibia: Live stream in the Namib Desert」(通称:ナミビア人工池ライブ)は、ナミビア共和国にあるゴンドワナ・ナミブ公園の人工池を映すライブカメラです。

人工池に集まる動物たちを眺めることができることから" 最強の作業用動画 "として2021年に主にTwitter上の日本人の間で話題になりました。

YouTube「NamibiaCam」チャンネルのライブ配信の画像
ライブ配信の例 (引用元: YouTube「NamibiaCam」チャンネル

このライブカメラは、鳥をはじめ、シマウマやダチョウ、オリックス、ウマ、ハイエナ、ジャッカル、スプリングボック、ヌーなどの野生動物が水を飲みにやってくる様子が見られます。特にチーターやキリン、ヌーは、登場回数が少なくてレア度が高いようです。

また、管理人がカメラに登場することもあり、クリスマスにサンタクロースの格好で登場したり、ゾウの被り物を被って登場したり、人工池を掃除していたりと定期的に視聴者を楽しませてくれます。

ちなみに、ライブ配信の画面の左上に温度や風速なども載っており、それを見ながら現地の温度感をつかめます。

カメラの位置はアフリカ南西部の座標「 -24.074923, 15.887410 」で、ナミブ砂漠の端に位置しています。ナミブ砂漠といえば、世界最古の砂漠として有名で、アプリコット色の砂丘が美しい砂漠です。

②Deer Pantry "Trough View"

Brownville's Food Pantry For Deer が配信している「Deer Pantry "Trough View"」は、シカがエサを無限に食べ続けている様子を見られるライブカメラです。

「食べっぷりが良い」や「いつ見ても食べてて永遠に見てられる」というコメントがTwitter上で見られ、このライブカメラも一定の知名度があります。

YouTube「Brownville's Food Pantry For Deer」チャンネルのライブ配信の画像
ライブ配信の例 (引用元: YouTube「Brownville's Food Pantry For Deer」チャンネル

ライブカメラの概要欄の情報によれば、このライブカメラはアメリカのメイン州中央部に設置されており、厳しい冬の間に野生のオジロジカの個体数を維持するために餌(オーツ麦)をあげているとのことです。
餌やりは、12月から4月までの間毎日行われているようです。

基本的に映るのは、体の大きな大人のオジロジカが餌をむしゃむしゃと食べている様子ですが、子供のオジロジカがやってきたり、七面鳥がやってきたりすることもあります。
咀嚼音も同時に配信されていますので、環境音としても活用することもできます。

日本との時差は13時間。日本時間で22時に現地が9時を迎えます。こちらのライブカメラは夜でもはっきり見えるため、いつ見ても楽しめます。

カメラには、「Trough View」のほかにも「Road View」や「Close View」などいくつかの別の視点を映したものがあります。一番のおすすめは、シカが最も間近に見られる「Trough View」です。

③Times Square in 4K

EarthCam が配信している「Times Square in 4K」は、世界の交差点とも呼ばれるニューヨークのタイムズスクエアを映したライブ配信です。
日本とは13時間の時差がありますが、タイムズスクエアは常に明るいのでどの時間帯でも観ていられます。

YouTube「EarthCam」チャンネルのライブ配信の画像
ライブ配信の例 (引用元: YouTube「EarthCam」チャンネル

このカメラは、定期的にズームアップしたり、カメラが回転したりする演出があります。最もカメラをひいた状態では赤い階段「RUBY-RED STAIRS」が見え、回転すると道路の反対側が見えます。

繁華街であることから、待ち合わせをしている人がいたり、記念写真を撮る人が多かったり、いきなりストリートダンスが始まったりするところが面白いです。
日本時間18時あたりに、ブロードウェイの父「ジョージ・M・コーハン」の銅像付近の花壇に6人のスタッフがたくさんのきれいな花を植えているということもありました。

タイムズスクエアといえば、毎年大晦日に行われるカウントダウンイベント。ライブカメラを通して雰囲気を味合うのもありですね。

④Nasa Live Stream

Space Videos が配信している「Nasa Live Stream」は、国際宇宙ステーション(ISS)からのライブ映像です。

YouTube「Space Videos」チャンネルのライブ配信の画像
ライブ配信の例 (引用元: YouTube「Space Videos」チャンネル

国際宇宙ステーションは、地上から約400km上空を時速27,700kmで移動しており、92分で地球を一周しているそうです。

45分ごとに夜の地域を通過するため、ライブ映像の代わりにビデオ映像に切り替わります。ライブ中は左上に赤枠で「LIVE NOW」と表示されます。

映像下部の情報は刷新されることがありますが、2022年現在はリアルタイムのISSの位置情報(Current ISS Position)とISSの地図情報が表示されています。

  • ISSの位置情報(Current ISS Position)は、左から順に緯度(Latitude)、経度(Longitude)、高度(Altitude)、速度(Speed)、グリニッジ標準時(Time)を表しています。
  • ISSの地図情報は、白いH字のマークがISSの位置を表しています。

一番の見どころのライブ配信(LIVE NOW)も比較的早い周期でやってくるので見てられます。
ライブ映像のときは、地図情報でどの辺を映しているかを把握したり、地球各地の雲の様子を見たりしてみてはいかがでしょうか。
特に朝の地域では太陽が反射する雲がきれいです。ぜひ高画質設定で視聴してみてください。

⑤むてきまるちゃんねる

むてきまるちゃんねる は、魚でポケモンのゲームクリアを目指すライブ配信を行っているチャンネルです。

YouTube「むてきまるちゃんねる」のライブ配信の画像
ライブ配信の例 (引用元: YouTube「むてきまるちゃんねる」

水槽内の魚が泳ぐことでゲームの「↑」「→」「↓」「←」「A」「B」の操作が行われる仕組みで、これまでポケモンシリーズ4作品(クリスタル、エメラルド、リーフグリーン、サファイア)をクリアしてきました。

24時間配信ではないものの毎日配信されており、魚の健康面に配慮して定期的に数匹の魚を入れ替えています。むてきまるちゃんねるといえば、ベタがゲーム操作をすることが有名でしたが、現在は健康面からベタ以外の魚がプレイすることも多くなっています。

ちなみに、運営者の方は一般的な会社員とのことで、視聴者からは「矢野さん」と呼ばれています。

おわりに

今回はYouTubeでライブカメラ配信をしているチャンネルを5つ紹介しました。そのなかでも「ナミビア人工池ライブ」は日本において2021年に最も有名になったライブ配信です。

コロナ禍でリモートワークの社会人が増えたことを背景にライブカメラのニーズの高まったことから、今後もユニークな新しいライブカメラ配信が生まれて話題になるのではないでしょうか。

当ブログでは引き続き動向をウォッチしていきます。