海外ドラマ「シリコンバレー」とは？【IT業界人におすすめ】

「シリコンバレー」とは

「シリコンバレー」は、IT技術の中心地であるシリコンバレーで、オタクの主人公が データ圧縮技術を開発して起業し、紆余曲折ありながらも成長していくコメディードラマ です。

「フルハウス」や「ビッグバン・セオリー」のような日常を描いたコメディードラマではなく、スタートアップ企業を大きくするという目的の下でぶっ飛んだ登場人物たちが馬鹿げたことを繰り広げながら物語が進んでいきます。

シリコンバレーを舞台にIT業界のネタ詰め込んでおり、Microsoftのビル・ゲイツ氏も「 現実世界のシリコンバレーを理解したければ、ドラマのシリコンバレーを見るべきだ 」と語るほどの作品です。

ちなみに、家族と一緒に観られないようなシーンも多いので、ひとりでお酒を飲みながら観るくらいがちょうど良い作品です。コメディ作品のため、気分を換えたいときには打ってつけです。

あらすじ

シーズン1のあらすじは、次の通りです。

シーズン1は前半だけでは魅力が伝わりきらないため、5～8話までは観ることをおすすめします。1話あたり30分で物語もテンポよく進むので、ハマれば1シーズンがあっという間に観終わります。

何が面白いのか

「シリコンバレー」が面白い理由を3つ紹介します。

ポイント①：ぶっ飛んだ登場人物たち

シリコンバレーは、ぶっ飛んだ登場人物たちが奮闘することで、スタートアップ企業として成長したり、しなかったりするところが面白い作品です。

コミュニケーションの苦手な主人公のリチャードをはじめ、マリファナ依存でビッグマウスなアーリック、偏屈で毒舌のギルフォイル、見栄っ張りのディネシュなど、 コメディらしく登場人物が個性的 です。

特にギルフォイルの毒舌が癖になる人も多いと思います。

ポイント②：IT業界のあるあるネタ

シリコンバレーのスタートアップ企業が舞台ということもあり、 IT業界のよくある話や実在する企業や人物をネタ にすることがよくあります。

たとえば、facebook社員設定の人物が出てきたり、TechCrunchでプレゼンをしたりとシリコンバレーの雰囲気が描かれています。

また、作中では、ダサいロゴを使ってみたり、納期に間に合わなくて頑張ったり、何もしてないのに昇進する人がいたりといったIT業界あるあるも満載です。
ほかにも、プログラミングのインデントをタブにするかスペースにするかで争ったり、vim派emacs派で争ったりすることもあり、 エンジニアには刺さる作品 です。

ポイント③：馬鹿らしい展開

本作品は、コメディ作品であるがゆえに 下ネタやブラックジョークの描写が多く 、思わず笑ってしまうところも魅力のひとつです。

具体的にはシーズン1の後半を見ればすべてがわかりますが、そのあまりにも馬鹿らしい内容に「下品で面白い」や「くだらなすぎて面白い」といった感情を抱くはずです。

客観的な評価

2022年5月現在、海外の有名なレビューサイト IMDb における本作品のレートは、 8.5/10 （レビュー数：143,577件）です。
8.5以上の作品は非常に高評価といえます 。

また、国内最大級のレビューサイト Filmarks とショッピングサイト Amazon における評価は次の通りです。

レビュー数は他の海外ドラマと比べると少ないものの、評価はどのシーズンも安定しており、 知名度は低いが平均的に評価が高い作品 であることがわかります。

IT業界をネタにしているため万人にウケるという作品ではないものの、IMDbでのレビュー数が14万件あるところ見ると日本での知名度が低いだけで面白いと思う人は多いと思われます。

レビューコメントとしては以下のものがみられました。

配信状況

2022年5月現在、「シリコンバレー」シリーズを定額で動画配信しているのは U-NEXT のみです。

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