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ゲーム・オブ・スローンズを簡単に解説!あらすじと面白い理由

観ないと人生を損していると言われるほど大人気の「ゲーム・オブ・スローンズ」。

この記事では、まだ視聴したことのない方に向けてネタバレなしで「ゲーム・オブ・スローンズ」の魅力をお伝えします。

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「ゲーム・オブ・スローンズ」とは

ジャンル ファンタジー
シーズン シーズン1~6 (各10話×6)
シーズン7 (全7話)
シーズン8 (全6話)
制作年 2011年~2019年

「ゲーム・オブ・スローンズ」は、一言でいえば 七王国の王座を奪い合う物語を描いた、大人向けのダークファンタジー です。小説「氷と炎の歌」をドラマ化した作品です。

本作品にはドラゴンや魔法などのファンタジー要素がありつつも、 主軸となるのは人間模様 です。野望や憎しみなどを抱いた領主や兄弟などのそれぞれの立場で策略や駆け引き・裏切りが目まぐるしく交差し、戦いが起こります。

また、群像劇であるため登場人物が非常に多いのも特徴です。個性的なキャラクターがそれぞれの考えで行動していく様子が描かれつつも、いつ消えるかわかりません。 主人公がいないだけに、何に巻き込まれて死ぬか分からないという面白さ があります。

本作品のシーズン数は全部で8つあり、既に完結済みです。物語は多少の区切りはあるもののシーズンを通して繋がっています。1話あたり50分なのでシーズン1を観るだけでも8時間は必要です。

こんな人におすすめ!
  • 壮大な物語や張り巡らされた伏線、考察が好きな方
  • 話の続きが気になるような中毒性を味わいたい方
  • 長編小説や大河ドラマが好きな人
  • 性描写や残虐シーンに耐性のある方

あらすじ

本作品の物語は、3つの主要なストーリーが同時進行します。

  • 七王国の玉座をめぐる内戦
  • 前代の王の血筋(ターガリエン家)が目論む玉座奪還
  • 七王国の北部でのホワイト・ウォーカーと呼ばれる魔物との戦い

あらすじは次の通りです。

物語の舞台となるのは西のウェスタロス大陸。北の国ウィンターフェルに七王国の王(ロバート王)の一行が訪れる。ロバート王が北の地へ足を運んだ理由は、王の次に権威ある役職「王の手」の後任に、北の国の領主ネッドを任命することであった。ロバート王は、これまで王の手であったアリンが亡くなり、兄弟のように関係が深く信頼のおけるネッドを頼ることにしたという。これに対し、ネッドは職を渋々受諾。こうして、ネッドは長女と次女を連れて王都へ向かう。

一方そのころ東のエッソス大陸では、ロバート王に王位を奪われて亡命したターガリエン家の兄妹が、王座を奪還するために策を巡らせていた。その策とは、騎馬民族のドスラク族の王へ妹を嫁がせて、力を借りるというものであった。言語の違いや文化の違いがありつつも、兄妹はドスラク族とともに道を歩む。

また、七王国の北の国境では、絶滅したと言い伝えられてきたホワイト・ウォーカーと呼ばれる魔物が再び出現したと噂されていた。国境には巨大な壁が築かれており、冥夜の守人(ナイツウォッチ)と呼ばれる人々が、野人やホワイト・ウォーカーから壁を守護していた。その場所へ、北の国の領主ネッドの落とし子のジョンがナイツウォッチになるべく訪れる。

シーズン1の前半は、よく分からない展開や描写に頭が追い付かないものの、後半から面白いと感じる部分が徐々に現れてきます。

本作品はシーズン3からハマる人が多い作品なので、シーズン1は物語の概観をつかむ時間として考えるとよいです。シーズン3後半は衝撃的ですよ。

何が面白いのか

「ゲーム・オブ・スローンズ」が面白い理由を3つ紹介します。

ポイント①:人間ドラマ

ドラマのジャンルがファンタジーでありながらも、 人間ドラマを主軸としていることが人気の理由のひとつ です。ファンタジーの要素は前半は思ったよりも少ないという意外性があります。

本作品には、スターク家やラニスター家、ターガリエン家などをはじめ、たくさんの家系や人物が登場します。そして、登場する家系や人物ごとに考え方や性格が細かく設定されています。また、 善と悪が入り混じったリアルな人間 を描いており、完全にクリーンな人間はほとんど存在しません。

このように、リアルな登場人物たちが それぞれの立場で策略や駆け引き、裏切りを企てて行動 していくところが「ゲーム・オブ・スローンズ」の魅力です。

ポイント②:容赦ないストーリー展開

群像劇であるがゆえにできる容赦ない展開 が起こるのも面白く、次の話が気になってしまう作品です。

本作品には主人公はおらず、視聴者が登場人物に感情移入したところをバッサリと切り捨てるといった 普通のドラマでは起こりえない展開が巻き起こります 。主人公補正やご都合展開などはなく、たとえ良い人間でも生き残るとは限りません。

これにより、残された者たちへさらに感情移入してしまうほか、展開が先読みできないなど、さらに物語に引き込まれてしまいます。

ポイント③:壮大な世界観の複雑さ

2周目でも新しい発見があるほど、 考え尽くされた複雑な物語 であることも面白さの所以です。

本作品は公式ページの人物相関図を確認しながら観ることが推奨されているほど登場人物が多く、物語においても3つの物語が同時に展開されるほど複雑です。また、伏線がシーズンに跨って回収されることもあります。

これらは物語を理解する際に障壁となり、とっつきにくさがある一方で 、話の流れを理解できた際に一段と面白く感じてしまう要因 になっています。この物語を視聴者が理解できるかが試されているともいえるでしょう。

客観的な評価

2022年5月現在、海外の有名なレビューサイト IMDb における本作品のレートは、 9.2/10 (レビュー数:1,981,128件)です。
8.5以上の作品は非常に高評価といえます

また、国内最大級のレビューサイト Filmarks とショッピングサイト Amazon における評価は次の通りです。

シーズン/サイト Filmarks Amazon
シーズン1 4.2 (1433件) 4.5 (362件)
シーズン2 4.3 (641件) 3.5 (40件)
シーズン3 4.4 (662件) 4.5 (20件)
シーズン4 4.4 (613件) 4.5 (17件)
シーズン5 4.4 (557件) 4.0 (36件)
シーズン6 4.5 (674件) 4.5 (193件)
シーズン7 4.5 (808件) 4.5 (5685件)
シーズン8 4.4 (1438件) 4.5 (23040件)

シーズンを通して多くの方が視聴している作品であり、 平均的に評価が高い ことがわかります。シーズン1は視聴者を置いてけぼりにしがちのためつまらないと感じる時間が長く、全体的に評価は低めです。しかし、 終盤のシーズン6~7では安定して高い評価 を獲得できています。

レビューサイトやSNSでは以下のコメントがみられました。

面白い理由 つまらない理由
  • 予想を裏切る展開が魅力的
  • 伏線回収が見事
  • 回を重ねるごとに面白くなる
  • 世界観やストーリーが良く練られている
  • キャラクターに深みがある
  • ドラマとは思えないクオリティ
  • 衣装や武器に安物感がない
  • シーズン1は我慢が必要
  • シーズン1の最初のシーンが怖い
  • シーズン3を観るまではハマらなかった
  • 相関図を見ないと話についていけない
  • 登場人物が多すぎる
  • エロやグロの描写が非常に多い
  • 残虐なシーンが多い
  • 進展が遅く、根気がいる

配信状況

2022年5月現在、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズを定額で動画配信しているのは、Amazon Prime VideoとU-NEXTです。

サービス名 配信状況
Amazon Prime Video
U-NEXT
シーズン7、8のみ見放題配信
他のシーズンはポイント作品配信
Netflix ×
Hulu ×
Disney+ ×

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