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【これぞ映画】おすすめ海外映画5選(2000年代のみ)

2000年以降の海外映画から、王道の展開の作品と衝撃的な作品をバランス良く選定しました。
ネタバレなしで解説していきます。

ミスト

2007年に公開されたスティーヴン・キング原作の「ミスト」。

【あらすじ】
大きな嵐の翌日、主人公は食料を調達するために息子と隣人を連れてスーパーマーケットに向かった。 彼らが買い物をしている間に町はどんどん濃霧に包まれていく。 すると突然「霧の中に何かがいるぞ!」と叫び声とともに男が店内に駆け込んできた。 霧の中には何かがいるようで外に出た人間は次々に襲われてしまう。 店内にいた人々は恐怖に陥り、やがて秩序は失われてゆく。

超有名映画なのですが、それゆえに語らずには通れない作品です。 あまりにも衝撃的なのできっと誰かと感想の共有をしたくなるはずです。

「ミスト」の衝撃は、最後の15分間にあります 。ラストにすべてがあり、誰もが震撼する展開を迎えます。僕自身、見終わった直後は「うわー。どうして。。」という感じで、感情を整理するのが大変でした。

また、人が恐怖を抱いときにどのような行動を取っていくのかを考えさせられる作品でもあります。人間同士の集団心理というものは逆に作用すると怖いものです。

「ミスト」は、おすすめの映画を語るときに必ず出るタイトルですので、もはや観ていて当たり前の作品になりつつあります。まだ観ていない方は、ぜひご視聴ください!

こんな人におすすめ!
  • 絶望的なラストを味わいたい方
  • 明日友人に映画の話をしたい方

客観的な本映画の評価は次の通りです(2022年3月時点)。

評価サイト 評価 評価総数
Yahoo!映画 3.4 4879件
Amazon Prime Video 3.7 961件
映画.com 3.4 236件

ホワイトハウス・ダウン

「ハリウッドの破壊王」として知られるローランド・エメリッヒ監督が手掛けた作品、「ホワイトハウス・ダウン」(2013年)。

【あらすじ】
主人公のジョンは、大統領を警護するシークレットサービスの面接を受けるものの結果は惨敗。 ジョンは、政治に強い関心を寄せる娘と共にホワイトハウスのガイドツアーの見学に訪れたが、テロリストの襲撃に遭遇。 ホワイトハウスが占拠されてしまう。大統領を守るが人質が取られ…。

ホワイトハウスが襲撃されるという事件に主人公が立ち向かう、まさに、ホワイトハウス版のダイハードです。

僕は「24 -TWENTY FOUR-」の全シリーズも制覇していますが、この作品からは近いものを感じられました。

完成度が高く、誰でも気軽に観られる作品 になっていると思います。地上波で21時台に放送されたこともあるため、子供と一緒に安心してみることもできると思いますよ。

ちなみに、類似の作品として「エンドオブホワイトハウス」(2013年)という作品がありますが、 話の展開などの全体的なバランスを考えると「ホワイトハウス・ダウン」の方がおすすめですね。

こんな人におすすめ!
  • 「24 -TWENTY FOUR-」や「ダイハード」が好きな人!
  • 深く考えずに気軽に映画を観たい方

客観的な本映画の評価は次の通りです(2022年3月時点)。

評価サイト 評価 評価総数
Yahoo!映画 3.7 2271件
Amazon Prime Video 4.1 2819件
映画.com 3.7 154件

ビューティフル・マインド

「ビューティフル・マインド」(2001年)。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞で作品賞のほか数々の賞を受賞した作品です。

【あらすじ】
主人公ジョン・ナッシュはプリンストン大学院の数学科に入学し、ナッシュ均衡という独自の理論を完成させる。その功績から念願のマサチューセッツ工科大学のウィーラー研究所に採用される。その後、政府の極秘の任務を受けることになるが、徐々に精神的に追い詰められ…。

ナッシュ均衡で有名な数学者、ジョン・ナッシュ氏の半生を描いた作品です。

主人公の画期的な理論の発見によって生活が一転し、華々しい生活が訪れるという流れですが、 単調なサクセスストーリーではありません
前半はジョン・ナッシュの主観視点、後半は客観視点で物語が進行し、真実が明らかになります。

映画はどんでん返しの構成で、意味が分かったら怖い話に近い気がします。ノンフィクションということもあり、とても記憶に残りやすい作品なのでおすすめです。視聴したら、ジョン・ナッシュさんについて調べたくなるに違いありません。

こんな人におすすめ!
  • ノンフィクションが好きな方
  • どんでん返しが好きな方

客観的な本映画の評価は次の通りです(2022年3月時点)。

評価サイト 評価 評価総数
Yahoo!映画 4.1 2441件
Amazon Prime Video 4.3 2760件
映画.com 3.8 102件

セッション

2014年に公開された「セッション」。

【あらすじ】
名門音楽大学に入学したドラマーの主人公は、伝説の教師からスカウトされ、最上位のクラスに入ることに。伝説の教師は実は鬼教師で、演奏者たちを追い込んで偉大なミュージシャンを生み出したいと考えていた。そんな鬼教師に熱血指導され、次第に人生のすべてを捧げるようになる主人公。彼らがたどり着く先は…。

この作品、俳優の演技力と演奏力がすごいです。作品自体は19日間で撮影されたといわれており、凄さを際立てています。

ラストシーンが衝撃的 です。僕は最終的に物語はどんな結末となるのか予想しながら観ていましたが見事に裏切られました。

この作品は王道とは一味変わった構成をしており、ラストシーンのその後を描いていません。気になるポイントは、最後に鬼教師が主人公向かって何かを呟き、それに対して主人公が笑みを浮かべるという終わり方です。

ラストシーンは、登場人物の表情、ドラムによる演奏表現に要注目です。

ちなみに、邦題は「セッション」という名前ですが、原題は「Whiplash」。これは映画の中で演奏されるジャズの曲名でドラムの難易度が高いと言われています。
また、ラストシーンで使用される曲は「Caravan」で、こちらもリズムが特徴的な曲です。主人公がテンポに苦しめられるのが「Whiplash」、ラストシーンで演奏する曲が「Caravan」です。

こんな人におすすめ!
  • どんでん返しが好きな方
  • 王道展開に飽きた方

客観的な本映画の評価は次の通りです(2022年3月時点)。

評価サイト 評価 評価総数
Yahoo!映画 4.1 8353件
Amazon Prime Video 4.3 1483件
映画.com 4.1 747件

グランド・イリュージョン

「グランド・イリュージョン」(2013年)。

【あらすじ】
4人のマジシャンが集められ、とある計画が動き出す。それから1年後、4人は売れっ子のマジック集団となっていた。そして彼らはラスベガスでパリの銀行から320万ユーロの金を奪い取るというイリュージョンショーを開催。トリックが暴けず動くことのできない警察を横目に、マジック集団はさらに新たなショーを開催する。いったい彼らの目的は何なのだろうか。

大金を盗んだ4人のマジシャン集団と捜査官の攻防が描かれた作品です。

この作品は、世界的なプロマジションであるデビッド・カッパーフィールドがマジックの監修を行った作品です。

マジックに関してはCGが使用されておらず、 俳優が実際にマジックを行って撮影した そうです。このことにあってか、実際にショーを観るような感覚で視聴ができます。

実はこの作品はシリーズ化しており、2作目として「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」(2016年)があります。
こちらは、ショーが何者かの策略で失敗するところから始まります。トランプマジックはほぼCGなしということでマジックの見せ場は少し減った作品となっていますが、イリュージョンショーの迫力は増しています。

ちなみに3作目の製作も決定しており、すでに本格始動しているので今後も楽しませてくれるに違いありません。

こんな人におすすめ!
  • エンターテインメントが好きな方
  • 深く考えずに気軽に映画を観たい方

客観的な本映画の評価は次の通りです(2022年3月時点)。

評価サイト 評価 評価総数
Yahoo!映画 3.7 3714件
Amazon Prime Video 4.0 5523件
映画.com 3.7 297件

まとめ

以上、おすすめの海外映画5選でした。これぞ映画!と思わせてくれるような面白さがある作品なので、ぜひ休日に楽しんでみてはいかがでしょうか。

今後もおすすめの映画があれば紹介していきます。